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災害アーカイブ東北広域版

お知らせ

北海道・厚真町に「避難所の憩いの場となるモバイル型の施設」提供開始


■避難所生活で「ほっ」と一息つける場所を





平成30年北海道胆振東部地震の被災地厚真町の避難所に、モバイル型住宅を活用した施設の提供を開始します。これから3か月ほどの間、住民の交流や子どもたちの自習スペースなど、避難所の生活を支える場となります。
 
応急仮設住宅の提供までは、まだ時間がかかりそうです。北海道は今後寒さに向かうこともあり、不安を抱えながらの厳しい避難所生活です。そのストレスを和らげるために――。
一般社団法人協働プラットフォームと株式会社アーキビジョン21は、茨城県境町の協力を得て、厚真町立厚真中央小学校にモバイル型住宅を5棟連結した避難所支援施設を提供することになりました。
2.5m×12mの住宅ユニットを5連結したもので、寒冷地に対応した高断熱仕様。もちろん照明、エアコン2台、石油ヒーター、テレビ、ポット、電子レンジ、冷蔵庫等を完備。出入口には車椅子用アルミ製スロープを備えました。
あたたかみのある木の香りが満ちた広い空間では、避難所の住民が集ってお茶を飲んだり、お喋りをしたり、小さな子どもを遊ばせたり。夜間には、進学を控えた子どもたちの自習スペースにもなります。
 
■スピード設置で、すでに提供開始





現地の視察で一刻も早い支援開始が必要と判断し、倉敷市の西日本水害被災地でもタッグを組んだ株式会社アーキビジョン21社と協議。その日のうちにプロジェクトが動き出しました。
使用するコンテナユニットは、「運べる住宅」であるムービングハウス。海運用コンテナと同規格のシンプルな箱型デザインの木造住宅で、トレーラーに積載して運び、基礎コンクリートの上に設置します。現地でのセッティングの時間もわずかで、一から建設するプレハブ住宅や木造住宅に比べて、工期がきわめて短いのが特徴です。
西日本豪雨被災地の倉敷市において日本ではじめて応急仮設住宅として採用されており、応急仮設住宅に求められている安全性と住宅性能はすでにクリアしています。
コストは建設型仮設住宅単価の8割程度。さらに、コンテナ自体は20年以上の耐用年数がありますので、使い捨てではなく再利用することが可能です。
また、連結が容易にできるので、今回はこれを横に並べて12.5m×12mの大空間が実現しました。
 
>>>日本初のモバイル型仮設住宅、倉敷市船穂町柳井原団地はこちら

今回、厚真町より正式支援要請があったのが9月19日。翌日には北海道千歳市からユニットを輸送して設置し、翌21日から利用を開始しました。

(現地写真は2018年9月22日撮影)

厳密にいうと、避難所にこのような施設が設置されることを災害救助法は想定しておらず、適用されない可能性もあります。
ゆえに、今回の提供は資金を確保するところからのスタートとするべきだったのですが……あまりのプロジェクトのスピードに、実はまだクライドファンディングのサイトが準備できていない状態です。
URLが確認でき次第アップしますので、しばらくお待ちください。→10月11日追記しました

【20181011 クラウドファンディングサイトOPEN】
●北海道厚真町の避難所の子ども達が、のびのび遊び、学べる”居場所”を提供したい
https://www.furusato-tax.jp/gcf/433

 
コメント
敏速な対応素晴らしいです、
田辺 和夫
2018年09月26日 10時10分