上浜南公園は、面積0.65ha(6,500㎡)の都市公園で、昭和53年に開園しました。
公園には遊具などのほか、市内に12か所設置されている「耐震性貯水槽」が、南区で唯一設置されており、大規模地震でも飲料水や生活用水が確保されています。
応急給水施設は、全ての住戸から概ね1㎞の範囲に1か所を基準に、広域避難場所、都市公園など市内208か所に設置されていて、震度6弱以上で全ての応急給水施設を開設される計画となっています(208か所)。
地名にある「上浜」の「かみ」には、他に神、紙などがあり「噛む(かむ)」を連想させる言葉で『削れて土地がなくなる』という意味があります。「名古屋市の地区防災カルテ 南区 星崎学区」の地域の歴史では、「上浜は、江戸時代に津波により堤防が決壊した」とあります。まさしく津波によって堤防が削れたことかも知れません。
東京の神田という有名な地区も台地(本郷台地)が削られて形成されたといわれています。