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災害アーカイブ東北広域版

目的

当法人は、新たな公共を支える市民活動やコミュニティの自治、多様な主体および公民の協働、学びとコミュニケーションを通じた知識創造と課題解決、デジタルアーカイブ、リスクガバナンスに基づく防災・危機管理等を支えるパブリックなオープンソース・ソフトウェア群(以下、協働プラットフォームという。)の発展と普及を図るため、それらの開発者と利用者のネットワークを形成し、ソフトウェアの高度化や利用推進に資する活動を展開することを目的とする。

お知らせ

北海道安平町の調査へ



北海道安平町に来ています。
ここで、自宅が壊れて住めなくなった農家・畜産業の皆さんの住まいとして、モバイル型のムービングハウスを提供するという新しい形の仮設住宅の支援をおこなっています。

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その支援先の検証のために、インタビュー調査をさせていただきました。

個別設置するムービングハウスはこれまでの仮設住宅の制度では想定していない形だったがゆえに、導入にあたっては各方面との調整や交渉が難航しました。
その一方で、牛や馬、農作物という「生き物相手」の生業を維持するためには、一刻を争う状況でした。
そこで公的支援適用の導入決定を待たず、民間の支援としてクラウドファンディング活用での導入となった経緯があります。




厳しい冬を超え、ムービングハウスは真っ白な雪のなかにしっかりと建っていました。
まだ真っ暗な早朝6時から安平町の6家庭を訪問し、住み心地やこれからのことについてお話をお聞きしました。







牛や馬の世話、畑やハウスの仕事の実際を知るにつけ、生産現場と自宅の両方が被災した場合の問題点、職住近接の業態では現場を離れられないことを実感しました。何人もの方が、自宅被災後は車のなかで生活されたそうです。改めて自宅敷地内・隣接地に個別仮設住宅を建てることの有用性を確認しました。
自宅再建については「まだ考えられる状況にない」など厳しい状況を口にしながらも、どのご家庭も前向きに、時にはユーモアも交えながらインタビューに応じてくださったのが印象的でした。






また、気密性断熱性の高いムービングハウス(アーキビジョン21社製「スマートモデューロ」)に住んでみて、「想像していたよりずっと快適」「ヒーターのモードを最小にしていてもぽかぽか」など、好意的な感想を聞くことができたのも嬉しいことでした。

厳しい冬のなかでも仔牛や仔馬が生まれており、ハウスでは今年の育苗の仕事がはじまっているそうです。
今年がみなさんにとっておだやかで収穫の多い年になるようにと祈りながら、帰途につきました。

 
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2019年02月20日 23時45分 投稿者:tadaki
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